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11. 大坂本王子、道の駅熊野古道中辺路 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
石畳の道を谷底まで下って行きます。

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谷川に架けられた橋を渡ったりしながら歩き進むと、

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大坂本王子。
名前は、大坂(逢坂峠)の麓にある王子という意味。

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石造りの笠塔婆は鎌倉時代後期のものとのこと。

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さらにどんどん下って行くと、

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国道311号に合流。
時刻は11:55、このすぐ向かい側に道の駅があるので、
そこでお昼ごはんにしました^^

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道の駅 熊野古道中辺路。
物産販売所の奥に軽食コーナーがあります。

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じゃばらジュース 350円。
めはり寿司は試食でいただいたもの。
持ち帰り用の3個パックしか売られていなかったので、
1個だけで注文できないか聞いてみたところ、
試食用のものを出してくださいました^^

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親子丼 680円。
午前中で約8Km歩けたけれど、午後からも約6Kmを
歩かなきゃなので、具だくさんの親子丼は嬉しかった^^

つづく

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10. 中辺路 悪四郎屋敷跡、上多和茶屋跡 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
十丈王子から次の大坂本王子までは約4km。
1時間30分ほど、ひたすら歩きます。

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途中、少し迂回しなきゃいけない場所がありました。

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この下に道があったのでしょうが完全に崩れています。
迂回路はとっても有難いのだけど、道幅が狭くて恐かった~。

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少し歩くと、悪四郎屋敷跡。
悪四郎は伝説上の有名な人物で、力が強く頓智にたけていた。
「悪」は悪者のことではなく、勇猛で強いという意味。
いたずら好きで地元の人気者だったとのこと。
背後にある悪四郎山(標高782m)の山頂へは、
30分ほどで登れるようだけど、時間が足りなくなって
明るいうちに宿に到着できないと困るので登らず・・・。

この辺りが中辺路でいちばん標高の高い場所。
高原からここまでは基本ずっと上りで、
約400mの標高差を登ったことになります。
で、この後しばらくは、緩やかな下りの道。

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悪四郎屋敷跡から30分ほど歩くと、上多和茶屋跡。
熊野詣が盛んだった江戸期から明治ころまで、
標高約600mのこの地にも茶屋があったようです。

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三体月伝説の地。
この辺りには旧暦11月23日に出る月が3つに見えると
いう伝承があり、観月会なども行われているのだそう。

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さらに少し歩くと、林道に出ました。

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林道上も熊野古道は石畳の道。

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林道は歩かず、もちろん熊野古道を進みます。

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石畳はいい感じだけど、下りだとかなり滑るので、
慎重にゆっくりしか歩けず・・・。

つづく

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9. 中辺路 大門王子、十丈王子 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
高原池の横を通り過ぎ、

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こんな道を登って行くと、

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大門王子。
かつて熊野本宮大社の大鳥居や簡易宿泊所があったとのこと。

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さらにどんどん歩いて行くと、

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開けた場所があったので、周りの山々をパチリ。
青空がいい感じです^^

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そして、さらに木々の間を歩き進むと、

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十丈峠休憩所。

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休憩所のすぐ先に十丈王子跡。
平安・鎌倉時代の書物には重點王子と書かれているのだそう。
かつてはお社だけでなく茶屋を営む民家もあったとのこと。

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十丈王子のすぐ近くにあるエコトイレ。

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トイレをお借りした後は、またどんどん歩いて行きます。

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小判地蔵。
飢えと疲労のため小判をくわえたまま行き倒れた巡礼者を弔って
祀られたものとのこと。

つづく

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8.中辺路 霧の郷たかはら~高原池 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
たっぷり眠って、朝6時起床。

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7:30から朝食。
お魚が美味しくてごはんが足りず、おかわり・・・(^^;

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8:30チェックアウト。
熊野古道、2日目のこの日は約14Kmを歩きます。

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こんな道だけど熊野古道です^^

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江戸時代、この通り沿いには10数件の旅籠があったのだとか。

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コーヒー欅さん。
扉の前に可愛い子がお出迎えですね~♪

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ズームすると、鋭い目つきの黒ニャンコちゃんでした^^

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こんな道を少し歩いた後は、

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しばらく石畳が続きます。

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一里塚跡にある休憩所。
トイレは使用禁止になっていました。

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高原池。

つづく

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7. 熊野古道の宿 霧の郷たかはら [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月22日(木)
滝尻王子から13:55に歩き始め、
この日の宿「霧の郷たかはら」に到着したのはぴったり16時。

滝尻王子から高原霧の里休憩所までは約3.8Km。
紀伊田辺駅から歩いて闘鶏神社と蟻通神社をお参りしたのと、
霧の里休憩所から宿まで歩いたのを合計したら、
この日に歩いたのは4.5Kmくらいかな。
距離にすると短いけれど、
朝5時に起きて東京から移動してきたことを考えると、
初日だし、こんなものでしょうね~。

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熊野古道の宿 霧の郷たかはら。
宿泊者のほとんどが外国人のようで、入ってすぐ、
スタッフさんに「ハロー」と声を掛けられました。
やっぱり中国人に見えるのか、私・・・(^^;

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ツインルームをひとりで使用。
通常は1泊2食付き11,000円のようだけど、
Booking.comで予約したら、genius特典で10%引きになり、
9,900円+入湯税150円で済みました^^

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お風呂は渡良瀬温泉のお湯で共用だけど、
洗面台とトイレはお部屋に付いています。

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標高約330mの山の中腹にあるこの宿。
お部屋にある小さなバルコニーからの眺めも素晴らしい~♪
見える山々は果無山脈とのこと。

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まず温泉に入ってゆっくりし、18:30から夕食です^^
少しずつ色んなものがいっぱい~♪

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熊野牛もありました^^

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写真にはないけれど、白米とお吸い物も付いていて、
すでにお腹いっぱいの状態で、このカツが登場~。
もちろん美味しくいただきましたが・・・(^^;

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デザートはシャーベット。

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夕食後、フロント横のお土産コーナーを見たりしていたら、

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オーナーの男性に「月がとってもキレイだよ!」って、
半ば強引に(笑)外に連れ出されて、パチリ~。
まんまるのお月様、いい感じです^^

そして部屋に戻ろうとしたら、ロビーにあるピアノで
オペラをやるから聞いていってと言われ、
興味ないんだけどなぁと思いながらも従う私・・・(^^;

オーナーの男性、フレンドリーすぎるくらいの方だったけど、
外国語も色々話せるようで、食事の際はひとつひとつテーブルを
まわり、外国人宿泊者の方々とも大盛り上がりで話されてました。
だからこそ人気のお宿なんですね!!

お部屋に戻り、翌日の準備をして、
もう一度、温泉に入って、21:30就寝。

つづく

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6. 高原熊野神社、霧の里休憩所 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月22日(木)
滝尻王子から歩くこと1時間40分、高原熊野神社に到着。

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高原熊野神社。

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高原王子とも呼ばれているようだけど、
熊野九十九王子には含まれていないのだそう。

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1403年(応永10年)に建てられたという
春日造り檜皮葺(ひわだぶき)の社殿。
熊野古道中辺路沿いでは最古の建築物とのこと。

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境内にある樹齢1000年と言われる大楠。

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高原熊野神社から歩いてすぐのところにある霧の里休憩所。
私が訪れた15:45、閉まっていました。

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高原霧の里休憩所の駐車場。
右端の旗には、世界遺産 熊野古道 高原熊野神社の文字。

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高原霧の里休憩所、駐車場からの眺め~♪

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の~んびりしてて、とってもいい感じです^^

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斜面には幾つか民家が並んでいます。
その上の方にある宿に、この日1泊しました。

つづく

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5. 飯盛山~高原 針地蔵、夫婦地蔵 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月22日(木)
飯盛山の展望台から景色を楽しんだ後は、
再び先へ先へ歩き進みます。

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この先しばらくは下りか平坦な道。

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途中から歴史を感じる石畳に~♪

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歩いていると、どちらに進めばよいか迷うこともあるのだけど、
大抵はこんな案内板があるので安心です^^

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展望台から歩くこと約15分、車道に出ました。
この日の夜、私が泊まる予定の宿の案内板があります。

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私は車道を進まず、もちろんこちらの熊野古道を歩きます。

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ここも石畳、いい感じ~♪

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針地蔵。

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石畳は終わって、こんな山道。

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夫婦地蔵。

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飯盛山の展望台から歩くこと約40分、
高原の集落に出ました。
この日の最終スタンプポイント高原熊野神社まで、あと200m。

つづく

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4. 不寝王子、剣ノ山経塚跡、展望台 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月22日(木)
胎内くぐりの岩からさらに登ること約5分。

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不寝王子(ねずおうじ)跡。
中世の記録には「不寝王子」の名前は登場せず、
江戸時代の記録ではすでに「小社の跡」となっていて、
分からないことが多い王子なのだとか。

上の写真、左端に写っている木箱の中に、
熊野古道とサンティアゴ巡礼道の共通巡礼手帳に押印する
スタンプが収納されています。
私は、滝尻王子から熊野本宮大社までの38Kmを歩き、
決められた場所18個のスタンプを集めることで、
熊野古道側の巡礼条件を達成させます^^

↓共通巡礼手帳をいただきに行ったときの日記
https://kochisa-tabikiroku.blog.so-net.ne.jp/2018-11-11
↓共通巡礼手帳に押したスタンプ
https://kochisa-tabikiroku.blog.so-net.ne.jp/2018-11-26

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不寝王子でスタンプを押し、水分補給をしたらすぐに出発。
この先もしばらく上り坂が続きます。

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こんな階段も上がって行きます。

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滝尻王子から歩き始めて約30分。
この標識によると、まだ0.7Kmしか進めていないみたい。
ほぼ「山登り」だから仕方ないかぁ・・・(^^;

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さらに10分ほど歩くと、剣ノ山経塚跡。
この剣ノ山の上は、古くは神聖な場所とされていて、
ここから熊野本宮へかけて九品の門が建ち、
この場所には最初の下品下生の門があったようです。
経塚跡は、経典を経筒に入れ、それを壺に納めて、
地中に埋めた場所とのこと。

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剣ノ山経塚跡からさらに歩くこと約10分。
この上に展望台があるようなので行ってみました。

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階段を上った先は、飯盛山の山頂。
標高340.7m。

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展望台からの眺め~♪
山々と富田川沿いの集落がいい感じです^^

つづく

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3. 中辺路 滝尻王子、胎内くぐりの岩 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月22日(木)
紀伊田辺駅から路線バスで滝尻へ移動し、
熊野古道の中辺路38Kmを滝尻王子から歩き始めます。

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熊野の聖域の入り口とされた滝尻王子。

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熊野本宮大社までの38Km、完歩することを誓いました。

これから何度も登場する「〇〇王子」。
王子社は、熊野の神様の御子神がお祀りされているところで、
参詣者の休憩所でもあった場所。
滝尻王子は熊野九十九王子の中でも格式の高い五体王子のひとつ。
かつては宿泊設備がある大社だったようです。

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熊野古道は滝尻王子社の左を奥へ進んだところから始まります。

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13:55、ここからスタート。
初日のこの日は、約4Kmを歩きます。
左側にある白い板には、
急な坂道が続きます。ゆっくり休みながらお登り下さい。
と書かれてありました。
確かに、完全に「山登り」な感じでした・・・(^^;

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滝尻王子、こちら側からも手を合わさせていただきました。

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こんな道をどんどん登っていきます。

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「熊野古道」の案内板を見るだけでテンション上がる~♪

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登り始めて約10分、胎内くぐりの岩。
女性が重なり合った岩のすき間をくぐると安産になるのだそう。
年齢的にもう必要ないけれど、
せっかくの機会なのでくぐってみました^^

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入り口よりも出口の穴のほうが狭い。
リュックを背負ったまま入ったら、引っかかって出られず、
岩穴の中でリュックを降ろし、リュックを外に放り投げ、
その後に自分が出ることに・・・(^^;

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明るいうちに宿に到着しなきゃなので、
ホントは寄り道をしている時間はないのです。
で、またすぐに歩き出しました~。

つづく

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闘鶏神社、蟻通神社 御朱印 [御朱印]

和歌山県田辺市
鬪雞神社(とうけいじんじゃ)
蟻通神社(ありとおしじんじゃ)

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2. 紀伊田辺 蟻通神社、滝尻王子へ [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月22日(木)
紀伊田辺駅に到着し、まずは闘鶏神社でお参り。
その次は、蟻通神社にもお参りしました。

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蟻通神社(ありとおしじんじゃ)。
紀伊田辺にやってきた日本を属国にしようとする海外の使者から
「法螺貝に1本の糸を通せ。」という難題をつきつけられた際に、
ひとりの若い神様が、蜜と蟻を使って問題を解決。
蟻通しの神と言われるようになったことが神社名の由来とのこと。
知恵の神様として信仰されている神社さん。

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拝殿。お参りして御朱印をいただきました^^

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境内にある「霊樟(れいしょう)」と崇められる大楠。
1854年(安政元年)の大火の際、
水を噴いて町を守ったという伝説があるのだとか。

蟻通神社でお参りをした後は、紀伊田辺駅へ戻り、
紀伊田辺駅前12:50発の龍神自動車の路線バスで、
中辺路38Kmの出発地点である滝尻王子へ移動。
路線バスの車内、見事に外国人だらけでした。
このときは、平日だからかなぁと思っていたのだけど、
そういう訳でもなかったようで・・・(^^;

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13:38滝尻バス停で下車。
この景色を目の前にして「うわぁ~♪」と声が出ちゃいました。
川の対岸にある建物は熊野古道館。
この後、歩き始める前にトイレをお借りしました^^

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橋を渡って、滝尻王子のある広場へ。

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広場の入り口にある世界遺産の石碑。
紀伊山地の霊場と参詣道。熊野参詣道 中辺路。

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滝尻王子はかつて熊野の聖域の入り口とされた場所。
現代もここから歩き始める人が多く、
道もよく整備されているとのことだったので、
私もここからスタートです。
熊野古道 中辺路 起点。
この道標は、この先500mごとに設置されているので、
道に迷う心配もなく、歩く励みにもなりました^^

つづく

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1. 紀伊田辺 闘鶏神社 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

以前から熊野古道を歩いてみたいとは思っていました。
でも、全くの運動不足の私には無理だろうなぁという気持ちもあり、
憧れているだけで何もしないままになっていました。
しかし、6月から山歩きを始め、8月に秩父三十四所観音霊場巡りを
終えたあたりから、もしかしたら私でも熊野古道を歩けるかも!!
って思い始めてしまったんですね~。
そうなると、行ってみないと気が済まない私・・・(^^;

だけど、土日や3連休だけじゃ日数が足りない。
出来ることなら暑くも寒くもない秋に行きたい。
どうしたものかと、しばらくカレンダーとにらめっこし、
11月の3連休の前と後ろに休日出勤の振替休暇をくっつけて、
無理矢理4泊5日で計画を立てちゃったのでした。

11月22日(木)
羽田空港7:10発→関西空港8:30着、JAL221便。
旅の計画を出来たのが1ヶ月ちょっと前だったので、
南紀白浜空港行きの特典航空券は空きがなく、有償チケットも
とってもお値段が高かったので、仕方なく関西空港へ。
関空から紀伊田辺までは電車で移動しました。

JR関西空港駅9:06発→日根野駅9:18着。
JR日根野駅9:47発→紀伊田辺駅11:22着。
特急くろしお3号 乗車券+指定席特急券=4,410円。
この電車代を入れても、南紀白浜より関空の方がだいぶ安いです。

紀伊田辺駅に到着し、
熊野古道(中辺路)38Kmの出発地点である
滝尻王子へ移動する前に、闘鶏神社でお参りです。

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JR紀伊田辺駅前にある弁慶像。
武蔵坊弁慶の出生地は田辺と伝えられているのだそう。

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紀伊田辺駅から歩いて5分くらい。
闘鶏神社は2016年10月に、世界遺産「紀伊山地の霊場と
参詣道」に追加登録されています。

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境内にある弁慶と父湛増の像。
闘鶏神社の名前の由来は、源平合戦のとき、武蔵坊弁慶の父
と伝えられる熊野別当湛増が、どちらに味方するかの神意を
確認するため、神社本殿の前で赤を平氏、白を源氏に見立てた
紅白7羽の鶏を闘わせた。
結果、白の鶏が勝ったことから源氏に味方をすることを決め、
熊野水軍を率いて壇ノ浦へ出陣したことによるものとのこと。

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闘鶏神社の社殿は6棟。
配列は、熊野本宮大社が明治22年の川の増水で
流出する前と同じ並びになっているとのこと。
また、御祭神の中には熊野三山が勧請されていて、
かつて熊野詣が困難な人々はここに参拝することで
三山参詣に代えたとも伝わっているようです。

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拝殿。お参りして御朱印をいただきました^^

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狛犬くん。

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尻尾が可愛かったので、後ろ姿もパチリ~♪

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境内にある大楠。

つづく

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5. 猿島 トンネル、台場跡 [2018 横須賀]

2018年11月10日(土)
現地集合&解散の半日ツアー
海に浮かぶ明治の人工要塞「第二海堡」へ
旧日本海軍の戦跡をめぐるヒストリークルージング
に参加してきました^^ の続き。

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猿島、幹道をさらに奥へ進んで行くと、

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トンネルに続いています。
全国に4ヶ所しかないという貴重な
フランス積みレンガ建造物。

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トンネル内は、攻めてきた敵に出口付近が見えないよう
傾斜をさせて造られているのだとか。

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トンネルの壁沿いにも壁を掘り込んで二階建ての部屋が造られ、
兵舎や弾薬庫のほか、病室や司令室が設けられていたとのこと。

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トンネルを抜けた先には二手に分かれるトンネルがあり、
台場跡の方へ。

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残念ながら、こちら側のトンネルへ行く時間はなし・・・。

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台場跡へ向かう途中にある砲台跡。

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台場跡からの眺め~。
左側に第二海堡、右側に第一海堡が見えます。

これで猿島の見学は終了。
来た道をそのまま桟橋まで戻ります。
ずっと急ぎ足のバタバタで、
じっくり見られなかったのがとっても残念でした。
猿島のガイドさんは説明が上手で分かりやすかったので、
もっとゆっくりしっかり聞きたかった・・・。
時間配分がいい加減すぎるわ!!

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桟橋まで小走りで戻って、猿島バイバイ~。

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17:10横須賀の三笠桟橋に帰って来て、そのまま解散。
なんだか参加したことを後悔するようなツアーでした。

==== 第二海堡&猿島旅行記 完 ====

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4. 猿島 要塞、兵舎、弾薬庫跡 [2018 横須賀]

2018年11月10日(土)
現地集合&解散の半日ツアー
海に浮かぶ明治の人工要塞「第二海堡」へ
旧日本海軍の戦跡をめぐるヒストリークルージング
に参加してきました^^ の続き。

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第二海堡から船で約20分、猿島が見えてきました。

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時刻は15:50、まもなく桟橋。

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猿島、上陸~♪
お猿さんの絵があるけれど、猿島に猿はいないようです。

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管理事務所前の広場で、猿島専用のガイドさんから簡単に
島の説明を受けて、急ぎ足で見学に出発。
何でも、通常の半分程度しか見学時間がないのだとか・・・。

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岸壁を掘り込んで造られた要塞へと続く道。
お城周りと同じようにクランクになっています。

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正面の突き当りの壁がボコボコになっているのは、
曲がった道の先に敵がいるかもしれないことを考えて、
銃弾が打たれた跡なのだとか。

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露天掘りの幹道。
岸壁を掘り込んで造ってあるので、島の外からは空からでも
全く見えない構造になっているとのこと。
右側の窓があるレンガ造りのところは兵舎跡。

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兵舎跡の先にある窓のないレンガ造りは弾薬庫跡。

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ガイドさんと一緒だと、弾薬庫内に入ることが出来ます。
以前は誰でもが自由に入れた時期があったようで、
弾薬庫内の白壁は落書きだらけでした・・・。
(中は真っ暗なのでフラッシュで撮影してます。)

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真上にある砲台に弾薬を運ぶために使われた井戸のような穴。

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弾薬庫跡の少し先にあったもうひとつの兵舎前にあるトイレ。

つづく

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3. 第二海堡 太陽光パネル、防空指揮所 [2018 横須賀]

2018年11月10日(土)
現地集合&解散の半日ツアー
海に浮かぶ明治の人工要塞「第二海堡」へ
旧日本海軍の戦跡をめぐるヒストリークルージング
に参加してきました^^ の続き。

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第二海堡、南の桟橋方面。

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砲台跡。

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灯台の電源を確保するための太陽光パネル。

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太陽光パネルの下にある遺構。

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ズームでパチリ、第一海堡。

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「防空指揮所」だったと言われている建物。

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上ると東京湾を360度見渡すことが出来るらしいのだけど、
立入禁止でした。

これで第二海堡の見学は終了。
1時間では、あっという間すぎて、全然見足りない感じ。
そして、ガイドの説明の仕方が私には合わなくて、
聞いているだけでイライラしちゃうので、
途中からイヤホンガイドの電源を切っちゃってた・・・。
だから、時間以外にも色々足りない感いっぱい。

っていうか、あれじゃ、ガイドなんて要らなくない?
実際とは違う説明をしておいて「へぇ~」なんて思って聞いてると、
「ウソですよ~。信じないでくださいね!」って笑い、
それに対して客が笑わないと、
「最初に約束しましたよね?、楽しくいきましょうよ~!!」
って、ヘラヘラ言ってのける。
楽しくしたい、盛り上げたいって気持ちは分かるけれど、
そのためにウソの解説をするってあり得ない。
正しい内容の説明を、面白くウケるように話すのであれば、
記憶にもしっかり残るし、歓迎されると思うんだけど。
笑いながらの「ウソですよ~」に、とにかくイライラしちゃいました。
説明も、事前にいただいていたガイド冊子に書いてある内容を
声にしているだけな感じだったし、ガイド要らない・・・。

IMG_6616-1.jpg
第二海堡を後にし、猿島へ向かいます。

つづく

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ベリーズの事件 [日記]

中米ベリーズで邦人親子殺傷のニュース、
かなりショックを受けています。

被害者の方、一昨年のベリーズ旅のときにお世話になった
日本人Yくんのお父さんと弟さん。

ベリーズでは日本語ガイドっていないのか少ないのか、
基本、現地ガイドさんの英語での説明を添乗員さんが日本語に
訳してくれていたのだけど、観光場所の都合上、
2つのグループに分かれなきゃならないときもあって、
そんな日に通訳に来てくれたのがYくんでした。

長時間の移動のときや待ち時間などに、
家族でベリーズに住むことになった経緯や移住してからのことなど
色んな話をたくさん聞かせてもらっていたので、
勝手に親近感を持っていたりして・・・。
だからニュース記事の中にあるおふたりのお名前を見て、
かなり落ち込みました。

旅行中にいただいたこのお弁当、
https://kochisatabi.blog.so-net.ne.jp/2017-07-19
そして、このおにぎり、
https://kochisatabi.blog.so-net.ne.jp/2017-07-30
お父さんが経営している「 TAKA KITCHEN 」で作られたもの。
写真を見ているだけで涙が出ます。

ベリーズ旅、とっても楽しかったんです。
治安の悪さも感じなかったし、
ステキな場所がいっぱいの国だから、
これからは日本人にも人気のある旅先になっていくのだろうと
思っていました。
それを日本食という側から頑張られていたご家族、
どうしてこんな目にあわないといけなかったのでしょう。

お父さんを助けようとして亡くなったマサキさん、
ご冥福をお祈りします。
そして、お父さんのタカユキさん、頑張って!!
少しでも早く快復されることを日本からお祈りいたします。

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2. 第二海堡 掩蔽壕、灯台、 [2018 横須賀]

2018年11月10日(土)
現地集合&解散の半日ツアー
海に浮かぶ明治の人工要塞「第二海堡」へ
旧日本海軍の戦跡をめぐるヒストリークルージング
に参加してきました^^ の続き。

IMG_6365-1.jpg
イギリス積みで建設されたレンガの掩蔽壕(えんぺいごう)。
レンガについているフックには輸入された鉄が使われたとのこと。

IMG_6369-1.jpg
掩蔽壕、アーチ形の入り口。

IMG_6432-1.jpg
高さ12mの第二海堡灯台。
表示板によると、初点灯は明治27年9月。

IMG_6442-1.jpg
北側の眺め~。

IMG_6421-1.jpg
南側の眺め~。

IMG_6444-1.jpg
西端、15cmカノン砲があった場所。

IMG_6451-1.jpg
上部は崩壊してしまっているけれど、
コンクリートにアスファルトが使われて防水をしているのは、
当時の最先端技術だったとのこと。
地下には弾薬が保管されていたようです。

IMG_6459-1.jpg
レンガにある桜の刻印。
刻印はどこで造られたかを判別するもののようで、
桜は小菅集治監(現在の東京拘置所)。

IMG_6488-1.jpg
灯台の台座には第二海堡を表す「 No.2 」の文字。

IMG_6491-1.jpg
下にあるレンガの建造物を守るために置かれた土嚢たち。

つづく

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こちさの旅の記録(2011~2013)
こちさの旅の記録(2014~2017)
こちさの旅の記録(2018~