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35. 飛瀧神社、那智の滝、まぐろ丼 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月26日(月)
熊野那智大社と那智山青岸渡寺でお参りをした後は、
飛瀧神社(那智の滝)へ。

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青岸渡寺から歩くこと約15分で入り口に到着。

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熊野那智大社別宮「飛瀧神社」の鳥居。

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鳥居をくぐり石段を下ること約5分。

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熊野那智大社の別宮「飛瀧神社」。
滝そのものをご神体としているので本殿はありません。
拝殿もなく、直接滝を拝みます。
お参りして御朱印をいただきました^^

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延命長寿のお瀧水。
ここからは有料(300円)エリアになります。

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滝に近づくことが出来る拝所。

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一段の滝としては日本一の落差である那智大滝。
落差133m、銚子口の幅13m、滝壷の深さ10m。
水しぶきをいっぱい浴びてきました^^

飛瀧神社(那智の滝)でのお参りですべての観光は終了。
那智の滝前11:06発の路線バスで紀伊勝浦駅へ戻りました。
5分ほど遅れて、紀伊勝浦駅前11:35着。
名古屋へ向かう電車の時間までに50分ほどあったので、
少し早いけれどランチです。

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JR紀伊勝浦駅前にあるお食事処「大和」さん。

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特製大和丼 1,600円。
赤身、中おち、トロ入りのまぐろ丼、もちろん美味しかった^^

そして、
紀伊勝浦駅12:24発→名古屋駅16:10着、
 ワイドビュー南紀6号
名古屋駅16:26発→東京駅18:10着、
 ひかり526号
で東京に帰って来ました。

==== 熊野古道・熊野三山 旅行記 完 ====

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34. 那智山青岸渡寺、三重塔 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月26日(月)
熊野那智大社でお参りをした後は、お隣にある那智山青岸渡寺へ。

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西国観音霊場の第一番札所である那智山青岸渡寺。
2018年は、西国三十三所の草創1300年記念の年。
大和国長谷寺の開山徳道上人が病にて仮死状態になった際、
冥土で閻魔大王に会い、観音霊場巡礼で人々を救うようお告げを
受けた718年(養老2年)から数えて1300年とのこと。
那智山青岸渡寺のご本堂もシートで覆われていました。

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御本堂は1590年(天正18年)に豊臣秀吉が再建したもの。
青岸渡寺と那智大社は、今では塀で隔てられているけれど、
江戸時代までは一心同体で、
この御本堂は、熊野権現の如意輪観音堂だったとのこと。
那智山青岸渡寺も、世界遺産 「紀伊山地の霊場と参詣道」の
構成資産の一部です。
お参りして御朱印をいただきました。
近いうちに西国三十三所巡りもしたくなるに違いないと思い、
専用の納経帳を買っちゃいました^^

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水源「那智大滝」の延命の水。

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那智七福神をお祀りする大黒天堂。

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那智山青岸渡寺の境内から望む三重塔と那智大滝。
景色を楽しんだ後は、歩いて那智大滝へ向かいました。

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三重塔と那智大滝、なかなかの絶景です^^

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三重塔の前から那智大滝の入り口までは歩いて約10分だけど、
落差133mの大滝はあちこちから見ることが出来ます。

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那智の滝の入り口までの石畳、なかなか急な下りの道でした。

つづく

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33. 熊野那智大社 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月26日(月)
大門坂と表参道を歩くこと約45分。

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熊野那智大社の赤い鳥居が見えてきました。
左に進むと熊野那智大社、
右に進むと西国第一番札所の那智山青岸渡寺です。

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まずは、熊野那智大社へお参り。

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石段、まだ続きます。

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さらにまだ続きます。

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石段をのぼり切り、待っていた拝殿は改修中でした。

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宝物殿。

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熊野の神様のお使いである八咫烏をお祀りする
御縣彦社(みあがたひこしゃ)。

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御神木、樹齢約850年の大楠。
願い事を書いた護摩木を手に洞をくぐり抜けると開運。

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改修中で御本殿の前までは行けず、
臨時拝礼所でお参りし、御朱印をいただきました^^

つづく

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32. 中辺路 大門坂~熊野那智大社 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月26日(月)
朝5:30起床、コンビニで買っておいたもので朝食にし、
紀伊勝浦駅前6:45発の路線バスで大門坂へ。

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7:04大門坂バス停で下車。
そのままバスに乗っていれば熊野那智大社まで行けるのだけど、
せっかくなので、この先は熊野古道を歩きます。

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大門坂入り口。
ここにも世界遺産のプレートがありました^^
世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道 熊野参詣道中辺路。

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那智の聖域と俗界を分けるという振ヶ瀬橋。

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推定樹齢800年の夫婦杉。

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熊野九十九王子の最後の王子社「多富気王子」。

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熊野三山に祈願する参詣者たちが歩いた熊野古道。
その中でも当時の面影を特に美しく残しているのが大門坂。
聖地「那智山」まで約640mの石畳が続いています。

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標高差約100m、歩くのはけっこうキツかった~。

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バスを降りてから約30分、
大門坂を歩ききったと思ったら、
さらに473段の石段・・・。

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石段を上っている途中、
那智大滝が見えたのでパチリ~♪
後で滝の真下まで行くけれど、
遠くから眺めるのも良いね^^

つづく

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31. 紀伊勝浦 お宿はな、焼肉ダイニング和 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月25日(日)
浜の宮王子と補陀洛山寺でお参りをした後は、 
那智15:49発→紀伊勝浦15:53着のJR線で移動。

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この日1泊したのはJR紀伊勝浦駅から歩いてすぐの
勝浦温泉「お宿はな」さん。

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禁煙、和室、食事なし、バス・トイレ共同。
本来は1泊3,300円なんだけど、Pontaで時々いただける
じゃらん限定ポイントが1,000Pあったので、
実際のお支払いは2,300円、かなりお得に泊まれました^^
温泉のお風呂は時間交代制。

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お部屋の窓からの眺めはJR紀伊勝浦駅・・・(^^;
目の前が駅でとっても便利なんだけど、
布団に入った後は、ちょっと電車の音がうるさかった~。

お部屋に荷物を置いたら、すぐにお出かけ。
少しだけ勝浦港の観光をしました。

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時刻は16:30、市場などのお店はすでに終了してた。

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勝浦港を眺めながら、足湯を楽しめるようになっています。
私は入らなかったけど・・・(^^;

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うっすらピンク色で美しかったのでパチリ~♪

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夕食は「焼肉ダイニング和」さん。
本当はランチで熊野牛を食べる予定だったんだけど、
食いっぱぐれてしまったので~。

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熊野牛の特上ハラミ 1,300円、バラ 900円。
ライス中 270円。
このお店は熊野牛だけでなく神戸牛などの他の高級お肉もあって、
仕入れ次第でどのお肉か変わるようなので聞いてみたところ、
この日は特上ハラミとバラが熊野牛とのことだったので、
まずはその2つを注文しました^^
美味しすぎて、あっという間に完食(笑)

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食べ足りなかったので、追加注文です・・・(^^;
熊野牛ザブトン 焼きスキ 1,500円。
間違いない美味しさでした~♪

つづく

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30. 那智 浜の宮王子、補陀洛山寺 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月25日(日)
新宮駅前にある「かつ田」さんでランチをした後は、
JR線で那智へ移動。
新宮駅14:22発→那智駅14:39着。

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那智駅から徒歩3分、浜の宮王子社跡。
鳥居脇にあるのは推定樹齢800年という大楠。

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浜の宮王子や渚宮と呼ばれていたようだけど、
現在は、熊野三所大神社(くまのさんしょおおみわやしろ)。
お参りさせていただきました^^

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お隣にある補陀洛山寺。
お参りして御朱印をいただきました^^

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補陀洛山寺も世界遺産。
「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一部です。

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補陀洛渡海船。
補陀洛渡海とは、平安時代から江戸時代にかけて、
約30日分の食糧を積み込み、外から釘を打ちつけた小船に
閉じこもって、生きながらにして南海の彼方にあると
信じられていた観音浄土を目指すというもので、
この補陀洛山寺は、補陀洛渡海の出発点だったようです。

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駐車場脇にある「振分石」。
かつて浜の宮は、熊野街道(中辺路、大辺路、伊勢路)の
落ち合う中心宿駅だったとのこと。

JR那智駅まで戻り、電車の時間まで少し余裕があったので、
駅前にある熊野那智世界遺産情報センターへ入ってみました。
入場無料だったので・・・(^^;

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ここにもサッカー関連のものが展示してありました。
右上の男性、中村覚之助さんは「日本サッカーの父」とのこと。
1878年(明治11年)この地、浜の宮生まれ。
東京高等師範学校(現筑波大学)在学中に、
英国の本「アッソシエーションフットボール」を翻訳して、
日本で初めて本格的なサッカーを紹介し、チームも創設。
サッカーの普及に大きく貢献された方なのだそう。
だから、シンボルマークが八咫烏なのね^^

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JR那智駅前にある「日本サッカーの始祖 中村覚之助 顕彰碑」。

つづく

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29. 新宮 阿須賀神社、徐福公園 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月25日(日)
神倉神社でお参りをした後は、阿須賀神社へ。

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阿須賀神社。

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世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道 阿須賀王子跡。
2016年(平成28年)に追加登録されました。

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1163年(長寛元年)に書かれた古文書には、
熊野権現が神倉山へ降りたのち、阿須賀へ移ったと記されていて、
早くから熊野信仰との関わりがあったという阿須賀神社。

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拝殿。 お参りし、御朱印をいただきました^^

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阿須賀神社でお参りをした後は、
JR新宮駅近くにある徐福公園に寄ってみました。

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秦の始皇帝の命を受けて渡来したという徐福さん。
徐福さん一行が上陸したのが阿須賀神社の建立地と言われて
いるのだとか。

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徐福さんのお墓。

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時刻は13:15、やっぱりお腹が空いてしまったので、
たまたま目に入ったJR新宮駅前の「かつ田」さんへ。

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サービスランチ まぐろ丼 1,000円。
もちろん美味しかった^^

つづく

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28. 熊野速玉大社摂社 神倉神社 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月25日(日)
熊野速玉大社でお参りをした後は、
歩いて15分ほどのところにある摂社の神倉神社へ。

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橋を渡った先が神倉神社。

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境内に入ってすぐのところにある猿田彦神社、神倉三宝荒神社。

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神倉神社登り口の鳥居。
鳥居の先には源頼朝寄進という538段の石段。

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この石段、メチャクチャ急で怖すぎました。
段の間隔は揃ってないし、足場が狭いところも多く、
4泊5日分の荷物を28Lのリュックに詰めて背負っていた
こともあり、後ろにひっくり返って転がり落ちちゃいそうで、
途中からは手で石を掴んでハイハイ状態で登りました。
ほとんど修行な感じ・・・(^^;

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538段の石段を登りきると、再び朱塗りの鳥居。

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神倉神社は、熊野大神が熊野三山として祀られる前、
いちばん最初に降臨した聖地とされ、熊野速玉大社の元宮。

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御神体のゴトビキ岩にお参り。
神倉神社の御朱印は熊野速玉大社でいただけます^^

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ゴトビキ岩の前からの眺め。青い海が美しい~♪

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岩の後ろ側でも手を合わさせていただきました。

神倉神社でのお参りを終えて、時刻は11:40。
阿須賀神社へ向かう前にランチです。

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熊野牛指定店「焼肉ひげ」さん。
ランチは11:30~14:00とのことだったので来たのだけど、
この日、お昼の営業は臨時でお休みでした。
お肉食べたかったのになぁ・・・。
仕方がないので近くにあるめはり寿司のお店「総本家めはりや」に
行ってみたら、4ヶ月前に移転しちゃってた~。

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もうお昼抜きでもいいかと思い、阿須賀神社へ向かっていたら、
浮島の森を通りかかったのでパチリ~。
太古の植物が積み重なり、島全体が沼に浮いているのだそう。

つづく

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27. 熊野速玉大社 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月25日(日)
湯の峰温泉8:40発の熊野交通の路線バスで、
熊野速玉大社がある新宮へ。
9:50熊野速玉大社の最寄りである権現前バス停で下車。
運賃1,540円。

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熊野速玉大社。

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世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道 熊野速玉大社。

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大きな注連縄が掛かる神門。

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拝殿。 お参りし、御朱印をいただきました^^

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上三殿。

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八社殿(中四社、下四社)。

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境内社 新宮神社、熊野恵比寿神社。

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御神木、樹齢千年のナギの大樹。

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参道横にある八咫烏神社と手力男神社。

つづく

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26. 湯の峰温泉 民宿あづまや荘 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月24日(土)
大斎原前16:46発の龍神バスに乗り、湯の峰温泉へ。

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この日の宿は、民宿あづまや荘。
到着したのは17:15頃、すっかり暗くなっていました。
(写真は翌朝に撮影したもの。)

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1泊2食付き 9,720円+入湯税150円。
建物もお部屋もかなり古いけれど、
湯の峰温泉の中では、かなりリーズナブルなお宿です。

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18時から、すぐに夕食にしていただきました^^

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暗くなると外はかなり寒かったので、温かいものが嬉しかった~♪

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写真にはないけれど、
温泉水で炊いたというごはんが美味しかった^^

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民宿あづまや荘の良いところは、姉妹宿である
高級旅館あづまやさんのお風呂も無料で利用できること。
で、夜は旅館あづまやさんの温泉、
翌朝は民宿あづまや荘の温泉を楽しみました^^

11月25日(日)
朝6:30起床、起きてすぐに温泉へ。

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そして、7:30から朝食。
温泉水のおかゆが美味しかった^^

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8:20チェックアウト。
湯の峰温泉は、日本最古の温泉のひとつ。
開湯から1800年を超えるのだそう。

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とってもいい感じの温泉街なんだけど、
ゆっくり散策している時間はなく・・・(^^;

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世界遺産に登録の温泉「つぼ湯」も外から眺めただけ。

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公衆浴場もあるのだけど、これもこの距離から眺めただけ。

そして、湯の峰温泉8:40発の熊野交通の路線バスで、
熊野速玉大社がある新宮へ移動したのでした。

つづく

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25. 熊野本宮大社旧社地 大斎原 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月24日(土)
熊野本宮大社でお参りをした後は、大斎原へ。

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まずは少し手前にある本宮大社末社の産田社でお参り。
産田社の御朱印は本宮大社でいただけます^^

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大斎原の大鳥居。
ちょっと寄り道の見晴台から眺めたのがこの鳥居。
高さは約34m、見上げる大きさです。
中央の金色は八咫烏。

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熊野本宮大社の旧社地である大斎原。
この参道から境内に入ります。

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平成30年(2018年)は、
崇神天皇65年(紀元前33年)に社殿が
創建されてから2050年の節目の年。

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世界遺産の石碑があったのでパチリ~♪
紀伊山地の霊場と参詣道 熊野本宮大社 旧社地大斎原。

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本宮大社は、かつては熊野川と音無川、岩田川の3つの川に
囲まれた中州である大斎原に5棟12殿の本殿を構えていたが、
1889年(明治22年)の大水害で流されてしまう。
そして、流出を免れた上四殿の建物が明治24年に
約500m離れた高台の現社地に遷されて今に至るとのこと。

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現在の大斎原は、小さな石祠に、流されて倒壊した中四殿と
下四殿、境内摂末社に鎮座していた神々が祀られています。
大斎原の御朱印も本宮大社でいただくことが出来ます。

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お参りをした後は、こちらの鳥居から大斎原を後にしました。

時刻は16:30。
この日の宿は、湯の峰温泉の民宿なので、路線バスで移動します。
時間に余裕があれば、熊野古道「大日越」を歩いて行こうと思って
いたのだけど、ゆっくりお参りしすぎました・・・(^^;
大日越を歩くと湯の峰温泉まで約1時間かかるので、到着する前に
真っ暗になり危ないかなぁと思い、歩くのは諦めました。

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大斎原バス停近くにある熊野本宮ヤタガラス サッカー必勝祈念碑。
和歌山県の熊野地方で信仰される三本足の八咫烏は、
勝利を導く守り神とされ、日本サッカー協会のシンボルマークとして
日本代表チームのユニフォームにも描かれています。
この祈念碑は、サッカーに深いゆかりをもつこの地を訪れる皆様が
それぞれの想いを込める地となることを願い、
地元住民の有志によって平成30年6月に建立されました。
との案内板がありました^^

大斎原前16:46発の龍神バスに乗り、湯の峰温泉へ。
先に川湯温泉や渡瀬温泉を回ってから湯の峰温泉へ向かう路線
だったので、けっこう時間が掛かり、
湯の峰温泉のバス停に到着したのは17:10ころでした。

つづく

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24. 熊野本宮大社 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月24日(土)
滝尻王子から中辺路約38Kmを歩き、熊野本宮大社に到着。
裏鳥居から境内に入りました。

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大注連縄が掛かる神門。

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3棟4殿からなる本殿。
手前から、結宮(第一、二殿)、証誠殿(第三殿)、若宮(第四殿)。
参拝の順序は、
主祭神をお祀りする証誠殿(第三殿)から始め、結宮(第二殿)、
結宮(第一殿)、若宮(第四殿)と進むのが正しいようなので、
その順にお参りしました。

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拝殿でもお参りし、御朱印をいただきました^^

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金色と黒色のヤタガラスみくじ。
可愛らしさに惹かれて買っちゃいました^^
旅先で購入したものを飾っている棚に仲間入りです。

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境内にある八咫ポスト。
手紙を出すときは社務所でスタンプが
いただけるのだそう。

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帰りは表の参道から。

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一の鳥居を潜り本宮大社を後にしました。

そして、産田社と大斎原へお参りに行く前に熊野本宮館へ。
通行止めで迂回路を歩き訪れることが出来なかった猪鼻王子の
スタンプをいただけるというので・・・。

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熊野本宮館の入り口にいた八咫烏くん。
ちょっと不気味だけど可愛い~♪

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サッカー日本代表のこのマーク、八咫烏だったのね~。
って、今ごろ知ったのは私だけ?・・・(^^;

つづく

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23. 中辺路 見晴台、祓殿王子 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月24日(土)
三軒茶屋跡から歩くこと約20分。

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ちょっと寄り道の案内板がありました。

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右側の道が本宮大社へと続く熊野古道。
左側へ進むと寄り道の見晴台へ。

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もちろん寄り道します^^
急な階段だけど上るのは5分くらい。

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見晴台からの景色~♪
大斎原にある大鳥居を眺めることが出来るんです^^
これは必見!!

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大鳥居が見えたときは大感激でした!!

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見晴台から大斎原の大鳥居を見たら、
本宮大社へ早く着きたくてたまらなくなってしまい、
すでに20Kmを歩いているにも関わらず、
早足で歩くことが出来ました・・・(^^;

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500m毎に立っている道標の最後75番。

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本宮大社への最後の王子社「祓殿王子」跡。
長かった道中の汚れや穢れを祓い、
身を浄めて本宮大社へ参拝するための禊場だったとのこと。

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14:35、熊野本宮大社の裏鳥居に到着。
滝尻王子からの約38Km、歩ききりました~♪

つづく

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22. 中辺路 伏拝王子、三軒茶屋跡 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月24日(土)
廃校になった小学校の跡地にある水呑王子から先は、
林の中の道になります。

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こんな道を15分ほど歩くと、

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伏拝集落。ここからも果無山脈の景色を楽しめます^^

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集落を抜け、再びこんな道。

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伏拝王子跡にある笠塔婆。

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伏拝王子跡からは、山並みの間に本宮大社旧社地の大斎原が
見えるらしいのだけど、このあたりかなぁ。

京都を出発した熊野参詣の人々は、およそ260Km、
歩行12日前後でこの辺りに辿り着き、熊野三山巡拝の最初の
目的地である本宮が遥か彼方の熊野川の中州に鎮座する光景を
目の当たりにして、感動のあまり「伏して拝んだ」という。
それが王子名の由来とのこと。
なんだけど、私には大斎原の鳥居は見えず・・・(^^;

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伏拝王子跡の目の前にはお茶屋さんがあるのだけど、
トイレをお借りしただけで、先へ先へ歩いて行きます。

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伏拝王子跡から歩くこと約15分、九鬼ヶ口吊橋。

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吊橋を渡ると三軒茶屋跡。
ここは、私が歩いている中辺路と、高野山へ向かう小辺路
との分岐点で、昔は3軒のお茶屋さんがあったとのこと。

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復元された九鬼ヶ口関所の門。

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時刻は13:45。
本宮大社までは、あと2Kmちょっと。
思っていたよりも、けっこう早く到着できそうです^^

つづく

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21. 中辺路 発心門王子、水呑王子 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月24日(土)
湯川王子から三越峠を越え、途中から迂回路を歩くこと
1時間35分、突然、発心門王子の前に出ました。

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発心門王子。
格式高い五体王子のひとつ。

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名称はこの地に大鳥居(発心門)があったことに由来。
発心門:悟りの心を開く入り口。
かつて熊野詣の旅人はここから本宮の神域に入ると認識し、
発心門を潜ることに大きな意義を見出していたとのこと。

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社殿、ここまで無事に歩けたことへのお礼をしました^^

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世界遺産の石碑があったのでパチリ~♪
紀伊山地の霊場と参詣道 熊野参詣道 中辺路。

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時刻は12:05。
発心門王子から5分ほど歩いたところにある休憩所で
おむすび弁当をいただきました^^

ここで同時に休憩をしていた方が、
すでにサンティアゴ・デ・コンポステーラの道を歩かれた方で、
巡礼証明書を見せてくれたんです!!
とってもステキで、私も絶対に歩かなきゃって思っちゃいました。

サンティアゴ・デ・コンポステーラの道を達成するには、
徒歩または馬で少なくとも最後の100Km以上を巡礼すれば
良いのだけど、彼女はピレネー山脈を越えるところから始めて、
2ヶ月もかけて歩いたのだそう。
それだけのお休みが取れる環境ってのも羨ましかった~。

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昼食とトイレで30分くらい休憩して再スタート。
道案内は八咫烏(やたがらす)。
三本足の八咫烏は熊野の神々のお使い。

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しばらく舗装路を歩いて行きます。
発心門王子のすぐ近くにバス停があり、そこまでバスで来て、
本宮大社までの約7Kmだけを歩く方が多いようで、
これまでは歩いていても人に会うことはほとんどなかったのに、
急に、前にも後ろにも歩いている人がいる状況になり、
私としては何だか歩きづらくなっちゃいました・・・(^^;

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弘法大師が杖で地面を突くと水が湧き出したという
言い伝えが残る「水呑王子」。

つづく

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20. 熊野古道 中辺路 三越峠 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月24日(土)
湯川王子でお参りをした後は、またどんどん歩いて行きます。
次の猪鼻王子までは1時間20分くらい歩くようなので~。

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湯川王子から先は、急な上り坂が続きます。

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こんなところも歩いて行きます。

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湯川王子から歩くこと約25分、三越峠休憩所。
トイレ、使わせていただきました^^

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昔は関所があったという三越(みこし)峠。
口熊野(西牟婁郡)と奥熊野(東牟婁郡)の境界とのこと。

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峠を越えると、緩やかな下りの道。

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昭和40年ころに廃村になったという道ノ川集落跡の石垣。

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そして、こんな道もどんどん歩いて行くと、

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猪鼻王子へと続く道は通行止め。

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この場所の通行止めについては事前に調べていなかったので、
ちょっとビックリでした。
私が訪れる2ヶ月前の9月15日から歩けないようです。

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迂回路は、最初の20分くらいは木々に囲まれた道なんだけど、
後半の15分はこんな舗装路で、歩いていても味気なかった~。

つづく

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19. 中辺路 蛇形地蔵、湯川王子 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月24日(土)
岩神王子へ向かう熊野古道は崩落のおそれがあるとのことで
通行禁止になっているため迂回路へ進みます。

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しばらく林道を歩いた後、ここから迂回路へ。

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緩やかなのは最初だけで、ずっと上りの道でした。
滝尻王子から熊野本宮大社までの約38Kmのなかで、
この迂回路を歩くのがいちばんキツかった・・・。

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歩きながらの眺めは良いんだけどね~。

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動物除けかな、こんな網をくぐる場所もありました。

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ハードすぎる迂回路に何度も挫折しそうになりながらも
歩くこと約1時間、やっと蛇形地蔵への案内板が~♪

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蛇形地蔵。
この付近で出土した海藻の化石が蛇の鱗のように見えることから
蛇形石と名付けられ、それを背においてお祀りされている地蔵尊
なので、蛇形地蔵と呼ばれているとのこと。

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ここから先は迂回路ではなく本来の熊野古道を歩きます。

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湯川王子。
参詣の途上、ここで宿泊や休憩をする人が多かったようで、
上皇・女院の御所や貴族の宿所が設けられていたとのこと。

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湯川一族発祥の地。
戦国時代に御坊平野を中心に紀南に勢力をふるった湯川氏の
発祥の地と伝えられ、1427年(応永34年)に足利義満
の側室・北野殿が参詣した際には、奥の湯川を称する豪族が
兵士を従えて接待しているようです。

つづく

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