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27. エジプト アブ・シンベル大神殿 [2018 エジプト]

2018年4月29日(日)~5月6日(日) エジプト旅行記

5月4日(金・祝)
アブシンベル「小神殿」を見学した後は「大神殿」の見学。

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アブ・シンベル大神殿。
約3,300年前、古代エジプト新王国時代第19王朝の王
ラムセス2世によって建設された岩窟神殿。
正面には高さ20mの巨大なラムセス2世の座像が4体。
彼の足元には、王妃ネフェルタリと子どもたちの像。
大神殿は太陽神ラー・ホルアクティに捧げた神殿なので、
入り口の上に部分にはラー神像が彫られています。

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落ちて転がっているのは、左から2番目の像の頭部。
大神殿が完成した数年後に起きた地震によって崩れたのだとか。

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座像の台座には、上下エジプト統一のレリーフと
首を縛られたヌビア人捕虜のレリーフ。

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列柱室はオシリス神の姿のラムセス2世の立像8体。

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いちばん奥は4体の神像が並ぶ至聖所。
像は左から、ラー・ホルアクティ神、神格化された
ラムセス2世、アメン・ラー神、プタハ神。

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カデシュの戦いで戦車に乗るラムセス2世のレリーフ。

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戦いには、ライオンを連れて行っていたのだとか。

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側室の壁も一面レリーフ。

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これで、アブ・シンベル神殿の観光は終了。
私がエジプトで一番訪れたかった場所、混雑していたら嫌だなと
思っていたのだけど、見学した時間帯が良かったのか、
ほとんど観光客のいない状態で神殿内を見ることが出来ました^^

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アブシンベル神殿の前に広がるナセル湖。
実際はこの60m下にアブシンベル神殿はあったんですよね。
5年もの歳月をかけて移築された2つの神殿。
湖面を眺めながら、水没しなくて本当に良かったとしみじみ。
そして、このアブシンベル神殿の大規模な移築工事がきっかけで
創設された世界遺産、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

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7時少し前、ホテルに戻って来て、レストランで朝食。

つづく

コメント(2) 
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コメント 2

YAP

この神殿を移動って、すごい作業というか、もう事業ですよね。
古代の技術と現代の技術、どちらもすごいです。
by YAP (2018-11-19 08:05) 

あずき

像の一部が倒れたままなのもこれもまた歴史ですね^^
これだけのものを移築するのは本当に大変だったでしょうね
by あずき (2018-11-21 23:17) 

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