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12. 沖永良部 和泊町歴史民俗資料館 [2020 沖永良部・沖縄]

2020年8月8日(土)~8月15日(土)
沖永良部・沖縄本島北部 旅行記

8月10日(月・祝)
沖永良部、島内観光の続き。

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次に訪れたのは、和泊町歴史民俗資料館。
沖永良部島の歴史と生活についての展示があります。

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植物の芭蕉から取る糸で織った芭蕉衣とフバ笠。

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繭から生糸を紡ぐための道具。

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とうみ。これは愛媛のばあちゃん家にあったな~。
籾殻ではなく、ちりめんじゃこに混じった太刀魚の子などを
取り除くのに使ってたような記憶。

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台風や日照りで不作の年は、島中に自生するソテツの実を
食べて命をつないでいたとのこと。
様々な食べ方で工夫をされていたようだけど、
とにかく美味しくなかったと館内説明のおじいさん・・・(^^;

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遺骨を納める厨子甕。
昭和44年以降、火葬が普及するまでは、死者は土葬され、
死後3~7年目に遺体を掘り出して骨を洗い清め、厨子甕に
下部の骨から順に入れていき、最後に頭蓋骨を納めた。
そして、その甕を墓石の後ろに並べて拝んでいたとのこと。

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120年の歴史を持つ沖永良部特産のエラブユリ。
元々は島に自生していたテッポウユリだけど、
1899年、島を訪れたイギリス人商人がその美しさに
目を付け、栽培するように勧めたことがきっかけ。
欧米ではエラブリリーとして人気を博し、クリスマスや
イースターで欠かせない存在となったようです。

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資料館のお庭にある九本柱高倉。
湿気の多い沖永良部ではこのような高倉に籾を保存していた。
高倉は富の象徴でもあったとのこと。

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サトウキビをしぼるためのサタ車。
大河ドラマ「西郷どん」の撮影で使われたもの。
沖永良部には、西郷どんロケ地が幾つかあるようです。

つづく

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