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2. 群馬 富岡製糸場 検査人館~繰糸所~寄宿舎 [2023 群馬]

2023年5月13日(土)~5月14日(日) 群馬旅行記

群馬ベイシア文化ホールで行なわれる
男闘呼組 2023 THE LAST LIVE に参加するため、
群馬へ行ってきました^^ の続き。

5月13日(土)
富岡製糸場、おススメの順路通りに見学していきます。

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検査人館。生糸の検査などを担当したフランス人男性技術者の住居。
2階には政府の役人や皇族が訪れた際の貴賓室があったとのこと。

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女工館。日本人工女に器械製糸の糸取の技術を教えるために雇われた
フランス人女性教師の住居。

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繰糸所。鉄板の下には繰糸所からの排水と屋根からの雨水を製糸場の
南側に流れる鏑川に放水するための煉瓦造りの排水溝があるとのこと。

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繰糸所、中に入って見学できます。

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繭から糸を取る作業が行われていた長さ約140mの巨大な工場。
創設時にフランスから導入した金属製の繰糸器300釜が設置され、
世界最大規模の器械製糸工場だった。
小屋組みにトラス構造を用いることで建物の中央に柱のない大空間を
作り出すことが出来たようです。

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現在展示されている繰糸器は、片倉工業が操業を停止した
昭和59年まで稼働していた日産製の自動式の操糸器。

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片倉工業時代に建てられた3代目の診療所。
診療所は創業時からあり、フランス人医師が治療にあたり、
治療費や薬代は工場側が負担していたとのこと。

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首長館(ブリュナ館)。設立指導者として雇われたフランス人技術者
ポール・ブリュナが家族と暮らしていた住居。

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ブリュナ館から続く建物。ブリュナが任期満了で去った後、
工女の寄宿舎や教育・娯楽の場として利用されたとのこと。

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片倉工業時代(戦前)に建てられた女性従業員用の寄宿舎。
15畳の部屋を最大12人で使っていたようです。

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2014年 世界遺産登録 富岡製糸場と絹産業遺産群。

つづく


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