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15. 中辺路 継桜王子、秀衡桜 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
朝8:30、霧の郷たかはらをチェックアウトして歩き始め、
11:55~12:45、道の駅熊野古道中辺路でお昼休憩。
そして、この日の最終地「継桜王子」に到着したのは14:45。
約13Kmを5時間30分くらいで歩いたことになります。
写真を撮ったりしながらだけど、ちょっと遅いかな・・・(^^;
でも、自分で思っていたよりもだいぶ早い到着だったので、
継桜王子をゆっくりお参りすることが出来ました。

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鎌倉前期からその存在が知られていたという「継桜王子」。
厳かで神聖な感じが漂う場所。

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樹齢800年という杉の巨木が9本。
明治の神社合祀令の際、費用捻出のために
伐採されそうになったけれど、
南方熊楠による反対運動によって保存され、
今に残るのだそう。

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真っ赤で可愛らしい社殿。
ここまで無事に歩くことが出来たお礼をしました^^

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枝が片側だけ、南の那智山の方にだけ
伸びている野中の一方杉。
枝のない側の幹はウロ化しています。

IMG_7735-1.jpg
継桜王子のお隣にある「とがの木茶屋」から続く長屋。
休憩所になっているようで声を掛けていただいたけれど、
立ち寄らず・・・(^^;

IMG_7788-1.jpg
とがの木茶屋の前から2・3分歩くと、

IMG_7795-1.jpg
秀衡桜。
奥州の藤原秀衡夫妻が熊野参りをした際、
滝尻の岩屋で出産し、その子を残してここ野中まで来て、
杖にしていた桜の枝を地に突き刺し、子の無事を願ったとされ、
その枝が成長したのが「秀衡桜」だと言われているとのこと。
オリジナルの木から何回か代替わりしていて、
手前にあるのは明治に枯れてしまった前代の山桜の切り株。

つづく

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