SSブログ

13. ジャイプール ジャンタル・マンタル [2019 インド]

2019年7月12日(金)~7月16日(火) インド旅行記

7月14日(日)
風の宮殿を見学した後は、ジャンタル・マンタルへ。

ジャンタル・マンタルは、天文学に造詣の深かったマハラジャ、
ジャイ・スィン2世が1728年に建設した天文台。
インド5ヶ所に造られたが、ここジャイプールにあるものが巨大で、
天体観測儀の数も多いとのこと。
現在見られるのは1901年に修復されたもの。世界遺産。

IMG_2884-6.jpg
天体の高度を測定するヤントラ・ラージ。

IMG_2886-6.jpg
手前にある観測儀は、天体の緯度と経度を測定する
クラーンティ・ヴリッタ・ヤントラ。
奥にあるのは太陽観測を行うナリ・ヴァラヤ・ヤントラ。

IMG_2897-6.jpg
高さ27.4mの日時計、サムラート・ヤントラ。
2秒単位で計測できるとのこと。
長い斜面の傾斜角度は北極星の方向を指しているようです。

IMG_2898-6.jpg
サムラート・ヤントラの小型版、ラグ・サムラート・ヤントラ。
20秒単位で時間を計測できる日時計。
世界標準時が採用される前は、各地にそれぞれの時間があり、
この時計がジャイプールの標準時計だったとのこと。

IMG_2891-6.jpg
この日時計、現在も正確に観測できるようで、
ガイドさんが数え方を教えてくれたので、その通りに読み取って
スマホで時間を確認してみると、本当にピッタリ!!
私の驚く様子に、ガイドさんはとても満足気でした(笑)

IMG_2907-6.jpg
ジャイ・プラカーシュ・ヤントラ。
他の観測儀で測った結果を補足するために使われた観測儀。

IMG_2913-6.jpg
占星術に使われるラーシ・ヴァラヤ・ヤントラ。
星座ごとに全部で12台の観測儀があり、それぞれが異なる
角度になっていて、星座に向かって設置されているとのこと。

IMG_2927-6.jpg
私の星座、さそり座の観測儀をパチリ~♪

IMG_2947-6.jpg
子午線通過時間や星の位置を測定するチャクラ・ヤントラ。

つづく

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。


こちさの旅の記録(~2013)
こちさの旅の記録(2014~2017)
こちさの旅の記録(2018~2023)
こちさの旅の記録(2024~