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11. 西郷南洲記念館、世之主の墓 [2020 沖永良部・沖縄]

2020年8月8日(土)~8月15日(土)
沖永良部・沖縄本島北部 旅行記

8月10日(月・祝)
沖永良部、島内観光の続き。

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次に訪れたのは、西郷南洲記念館。
ここに来るのは3度目、やっと資料館の見学です^^
お庭の写真はこちら

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1862年(文久2年)、島津藩の国父・島津久光公の
怒りに触れ、流罪で沖永良部島へと流された西郷隆盛。
胸像は、西郷さんのひ孫さんが作成されたものとのこと。

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沖永良部に着いてしばらくは野ざらしの格子牢に入れられていた
西郷さんだけど、粗末な食事と過酷で劣悪な牢生活で痩せ衰え、
命の危機を感じた島の監視役が、命令書には囲いに入れろとしか
書いていないから、家の中に作った囲いでも良いだろうと機転を
利かせて座敷牢を作り、そこへ移させたようです。
ジオラマは、牢の中から島の子どもたちに学問を教える西郷さんと
座敷牢を作って命を救ってくれた島の監視役・政照さんと義兄弟の
契りを交わしている西郷さん。

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1863年に勃発した薩英戦争で、鹿児島の街は焼き払われ、
薩摩軍は大量の戦死者を出したと聞き、死刑覚悟で島を抜け、
鹿児島へ行く決意をした西郷さんのために政照さんがお金を
出して作ってくれた船・報恩丸の模型。

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西郷さんが作詩したという漢詩の書。

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西郷南洲記念館の次に訪れたのは、世之主の墓(ウファ)。
14~15世紀に沖永良部島を治めていたとされる世之主と
その家族のお墓と伝わっているとのこと。
琉球石灰岩で造られています。

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屈まないと通れないくらい低い外門。

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参道から続く内門。

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墓口。首里城近くにある玉陵と雰囲気が似てる~。

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墓室には、琉球式の骨壺(厨子甕)が納められ、
中央が世之主、その左右が妃とお子さんのもの、
部屋の隅にあるのは家臣の四天王のものとのこと。

つづく

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