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18. 中辺路 熊瀬川王子、草鞋峠 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月24日(土)
小広王子を通りすぎ、またどんどん歩いて行きます。

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もうちょっと舗装路が続きます。

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小広王子から10分ほど歩いたところにある公衆トイレ。
使用させていただきました^^

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トイレの少し先から山道に入ります。

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こんな道を5分ほど登って行くと、

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熊瀬川王子。

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熊瀬川王子から5分ほど歩くと一里塚跡。
和歌山より28里(112Km)と書いてあります。

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さらに7・8分歩くと草鞋(わらじ)峠。
ずっと上りだっただけに、標高は592m。
以前のこの辺りは山ビルに悩まされる場所だったとのこと。

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草鞋峠を越え、下りの道を15分ほど歩くと林道に出ました。

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林道を少し歩いたところから再び山道に入るのが本来の熊野古道
らしいのだけど、平成23年の台風被害から通行できなくなり、
現在も閉鎖されたままになっています。

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で、このまましばらく林道を歩き、迂回路へ向かいます。

つづく

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17. のなか山荘~中川王子~小広王子 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月24日(土)
3日目のこの日は、継桜王子から熊野本宮大社までの
約21Kmを歩かなきゃなので、朝5時起床。

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6時から、民宿での朝食。

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そして、お昼用のおむすび弁当。
熊野本宮大社に到着するまで、商店などは全くないので、
お弁当を作っていただけて本当に助かりました。
500mlのミネラルウォーターもいただきました^^

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先に公開、おむすび弁当~♪
シンプルだけど、こういうのが美味しいんですよね^^

朝食後、のなか山荘7時発で、
継桜王子まで車で送っていただきました。
そして、7:10、熊野古道・中辺路歩き再スタート。

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継桜王子から歩くこと約10分、旧高尾トンネル(高尾隧道)。

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中川王子跡。
少し登ったところに石碑があるようだけど、
スタンプポイントではないし、時間もないので通過。

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こんな景色を眺めながら、どんどん歩いて行きます。

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新高尾トンネルの前を通過。
凍結注意の看板があるけれど、早朝はホントに寒かった。

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継桜王子から50分くらいはずっと舗装路を歩きます。

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小広王子。
上部の欠けた石碑がひっそりと立っていました。

つづく

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16. 継桜王子~野中の清水~のなか山荘 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
継桜王子と秀衡桜を見学して、この日の熊野古道歩きは終了。
時刻は15:20。
思っていたよりも1時間くらい早く終えることが出来ました。
でも、他に見どころはないので、宿に向かいます。

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継桜王子から宿泊する「民宿のなか山荘」までは約1.2Km。
万が一、遅い到着になったときのことを考えて、
予約をする際に「送迎サービス希望」と書いておいたのだけど、
そんな心配は無用でした。
で、宿の案内板もあることだし、歩いて行くことにしました。

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継桜王子から急な坂を下ったところにある「野中の清水」。

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多くの旅人の喉を潤してきた野中の清水。
日本名水百選にも選ばれていて、クセがなく飲みやすい甘露。
現在も水汲み場として利用されているのだそう。

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のなか山荘への案内板はあちこちにあるので、
道に迷う心配はなかったけれど、下りの道の傾斜が急だし、
けっこう滑るので、ゆっくりしか歩けなかった~。

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後半は、こんな林道を歩いて行きます。

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継桜王子から歩くこと約20分、民宿のなか山荘に到着。

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熊野トラベルで予約。
1泊2食+おむすび弁当付きプラン 12,400円。
お風呂とトイレは共同だけど、全部で5部屋くらいしかないので、
順番待ちなんてことは全くありませんでした。
お風呂も貸し切り状態で使えました^^

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お部屋の窓からの眺め~♪

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18時から夕食。
宿泊者全員が同時に、食事スペースで夕食なんだけど、
私以外の宿泊者がすべて外国人さんだったので、
英語すら話せない私、かなり気まずかった・・・(^^;

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火を入れすぎたみたいでカラカラになってる~。
一切れでいいからお肉が欲しかったかなぁ。

夕食後、翌日の準備をして、20:45、早々と就寝。
明日は熊野本宮大社まで約21Kmを歩かなきゃなので、
5時起きです。

つづく

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15. 中辺路 継桜王子、秀衡桜 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
朝8:30、霧の郷たかはらをチェックアウトして歩き始め、
11:55~12:45、道の駅熊野古道中辺路でお昼休憩。
そして、この日の最終地「継桜王子」に到着したのは14:45。
約13Kmを5時間30分くらいで歩いたことになります。
写真を撮ったりしながらだけど、ちょっと遅いかな・・・(^^;
でも、自分で思っていたよりもだいぶ早い到着だったので、
継桜王子をゆっくりお参りすることが出来ました。

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鎌倉前期からその存在が知られていたという「継桜王子」。
厳かで神聖な感じが漂う場所。

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樹齢800年という杉の巨木が9本。
明治の神社合祀令の際、費用捻出のために
伐採されそうになったけれど、
南方熊楠による反対運動によって保存され、
今に残るのだそう。

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真っ赤で可愛らしい社殿。
ここまで無事に歩くことが出来たお礼をしました^^

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枝が片側だけ、南の那智山の方にだけ
伸びている野中の一方杉。
枝のない側の幹はウロ化しています。

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継桜王子のお隣にある「とがの木茶屋」から続く長屋。
休憩所になっているようで声を掛けていただいたけれど、
立ち寄らず・・・(^^;

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とがの木茶屋の前から2・3分歩くと、

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秀衡桜。
奥州の藤原秀衡夫妻が熊野参りをした際、
滝尻の岩屋で出産し、その子を残してここ野中まで来て、
杖にしていた桜の枝を地に突き刺し、子の無事を願ったとされ、
その枝が成長したのが「秀衡桜」だと言われているとのこと。
オリジナルの木から何回か代替わりしていて、
手前にあるのは明治に枯れてしまった前代の山桜の切り株。

つづく

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14. 中辺路 近露~比曽原王子 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
近露王子からしばらくは集落内を歩いて行きます。

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町はずれに来ても民家が並んでいます。

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舗装路だけど車はほとんど来ないので、のんびり歩けます^^

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そして、ここから山道へ。

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やっぱりこんな道がいいなぁと思っていたら、

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またすぐに舗装路に出ちゃいました・・・(^^;

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でも、景色が素晴らしい~♪
案内板によると、左側の山が狼乢山(おおかみだわさん)、
中央付近の山が三日森山(みっかもりやま)。
紀伊山地は明治末に絶滅したとされるニホンオオカミの
最後の生息地だったとのこと。

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こちらの中央、薄く青みを帯びた山は半作嶺(はんさみね)。
「乙女の寝顔」と言われているらしいのだけど、
ここからの角度だと、あまりそんな風に見えないかも・・・。

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さらに歩き進むと、比曽原王子跡。
案内板は道沿いに立っているけれど、
王子碑は斜面の上の方、少し分かりづらい場所にあります。

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そしてまた、こんな道をどんどん歩いて行きます。

つづく

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13. 熊野古道 中辺路 近露王子 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
休憩所から盆地に広がる近露の景色を楽しんだ後は、
その近露の里へ下りて行きます。

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まっすぐまっすぐ下りて行くと車道に出るので、
それを横断して、熊野古道へ。

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さらに石畳を下って行くと、

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日置川にかかる北野橋が見えました^^

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近露王子は、北野橋を渡った先にあります。

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橋の上からの眺め~♪
かつて日置川は禊の場だったようです。

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近露王子。
熊野九十九王子のうち最も早く設けられた王子のひとつ。
11世紀の参詣者の日記などにも記録があるのだそう。

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近露王子碑の文字は、大本教主出口王仁三郎の筆跡とのこと。

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しばらく近露の集落内を歩いて行きます。

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近露伝馬所跡。
かつてはこの道沿いに宿屋が並んでいたのだとか。

つづく

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12. 道の駅中辺路~牛馬童子~近露 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
道の駅熊野古道中辺路で昼食にし、トイレをお借りした後、
12:45、熊野古道の中辺路歩き再出発。

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右側の牛馬童子方面へ進みます。

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こんな階段を上がって行くと、

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紅葉が美しい~♪

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そして、こんな道を歩き、

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こんな道も進むこと約15分。

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箸折峠の牛馬童子に到着。
並べた牛と馬の2頭にまたがる花山法皇と役行者の像。
花山法皇の熊野参詣の旅姿を模したものなのだとか。
後ろにちらっと写っているのは、不動明王像と宝篋印塔。

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牛馬童子から5分ほど歩くと、
突然視界が開けて、近露の里が見えました^^

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そして、石畳の道を下って行くと、

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休憩所があります。

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休憩所からの眺め~♪
日置川沿いに開けた近露の里が一望できます^^
田辺と本宮のほぼ中間に位置する近露は熊野参詣道の要衝で、
平安時代から上皇らの仮御所や供奉者の宿所が設けられ、
近世になってからも旅籠が軒を連ねていたとのこと。
現在も数件の旅館や民宿、温泉施設などがあるのだけど、
この辺りで1泊すると、翌日、まだ夜が明けない暗いうちに
出発しなきゃいけなくなるので、私は約4Km先の
継桜王子まで歩いて、野中で1泊です。

つづく

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11. 大坂本王子、道の駅熊野古道中辺路 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
石畳の道を谷底まで下って行きます。

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谷川に架けられた橋を渡ったりしながら歩き進むと、

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大坂本王子。
名前は、大坂(逢坂峠)の麓にある王子という意味。

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石造りの笠塔婆は鎌倉時代後期のものとのこと。

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さらにどんどん下って行くと、

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国道311号に合流。
時刻は11:55、このすぐ向かい側に道の駅があるので、
そこでお昼ごはんにしました^^

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道の駅 熊野古道中辺路。
物産販売所の奥に軽食コーナーがあります。

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じゃばらジュース 350円。
めはり寿司は試食でいただいたもの。
持ち帰り用の3個パックしか売られていなかったので、
1個だけで注文できないか聞いてみたところ、
試食用のものを出してくださいました^^

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親子丼 680円。
午前中で約8Km歩けたけれど、午後からも約6Kmを
歩かなきゃなので、具だくさんの親子丼は嬉しかった^^

つづく

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10. 中辺路 悪四郎屋敷跡、上多和茶屋跡 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
十丈王子から次の大坂本王子までは約4km。
1時間30分ほど、ひたすら歩きます。

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途中、少し迂回しなきゃいけない場所がありました。

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この下に道があったのでしょうが完全に崩れています。
迂回路はとっても有難いのだけど、道幅が狭くて恐かった~。

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少し歩くと、悪四郎屋敷跡。
悪四郎は伝説上の有名な人物で、力が強く頓智にたけていた。
「悪」は悪者のことではなく、勇猛で強いという意味。
いたずら好きで地元の人気者だったとのこと。
背後にある悪四郎山(標高782m)の山頂へは、
30分ほどで登れるようだけど、時間が足りなくなって
明るいうちに宿に到着できないと困るので登らず・・・。

この辺りが中辺路でいちばん標高の高い場所。
高原からここまでは基本ずっと上りで、
約400mの標高差を登ったことになります。
で、この後しばらくは、緩やかな下りの道。

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悪四郎屋敷跡から30分ほど歩くと、上多和茶屋跡。
熊野詣が盛んだった江戸期から明治ころまで、
標高約600mのこの地にも茶屋があったようです。

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三体月伝説の地。
この辺りには旧暦11月23日に出る月が3つに見えると
いう伝承があり、観月会なども行われているのだそう。

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さらに少し歩くと、林道に出ました。

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林道上も熊野古道は石畳の道。

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林道は歩かず、もちろん熊野古道を進みます。

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石畳はいい感じだけど、下りだとかなり滑るので、
慎重にゆっくりしか歩けず・・・。

つづく

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9. 中辺路 大門王子、十丈王子 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
高原池の横を通り過ぎ、

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こんな道を登って行くと、

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大門王子。
かつて熊野本宮大社の大鳥居や簡易宿泊所があったとのこと。

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さらにどんどん歩いて行くと、

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開けた場所があったので、周りの山々をパチリ。
青空がいい感じです^^

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そして、さらに木々の間を歩き進むと、

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十丈峠休憩所。

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休憩所のすぐ先に十丈王子跡。
平安・鎌倉時代の書物には重點王子と書かれているのだそう。
かつてはお社だけでなく茶屋を営む民家もあったとのこと。

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十丈王子のすぐ近くにあるエコトイレ。

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トイレをお借りした後は、またどんどん歩いて行きます。

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小判地蔵。
飢えと疲労のため小判をくわえたまま行き倒れた巡礼者を弔って
祀られたものとのこと。

つづく

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8.中辺路 霧の郷たかはら~高原池 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月23日(金・祝)
たっぷり眠って、朝6時起床。

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7:30から朝食。
お魚が美味しくてごはんが足りず、おかわり・・・(^^;

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8:30チェックアウト。
熊野古道、2日目のこの日は約14Kmを歩きます。

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こんな道だけど熊野古道です^^

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江戸時代、この通り沿いには10数件の旅籠があったのだとか。

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コーヒー欅さん。
扉の前に可愛い子がお出迎えですね~♪

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ズームすると、鋭い目つきの黒ニャンコちゃんでした^^

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こんな道を少し歩いた後は、

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しばらく石畳が続きます。

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一里塚跡にある休憩所。
トイレは使用禁止になっていました。

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高原池。

つづく

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7. 熊野古道の宿 霧の郷たかはら [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月22日(木)
滝尻王子から13:55に歩き始め、
この日の宿「霧の郷たかはら」に到着したのはぴったり16時。

滝尻王子から高原霧の里休憩所までは約3.8Km。
紀伊田辺駅から歩いて闘鶏神社と蟻通神社をお参りしたのと、
霧の里休憩所から宿まで歩いたのを合計したら、
この日に歩いたのは4.5Kmくらいかな。
距離にすると短いけれど、
朝5時に起きて東京から移動してきたことを考えると、
初日だし、こんなものでしょうね~。

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熊野古道の宿 霧の郷たかはら。
宿泊者のほとんどが外国人のようで、入ってすぐ、
スタッフさんに「ハロー」と声を掛けられました。
やっぱり中国人に見えるのか、私・・・(^^;

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ツインルームをひとりで使用。
通常は1泊2食付き11,000円のようだけど、
Booking.comで予約したら、genius特典で10%引きになり、
9,900円+入湯税150円で済みました^^

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お風呂は渡良瀬温泉のお湯で共用だけど、
洗面台とトイレはお部屋に付いています。

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標高約330mの山の中腹にあるこの宿。
お部屋にある小さなバルコニーからの眺めも素晴らしい~♪
見える山々は果無山脈とのこと。

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まず温泉に入ってゆっくりし、18:30から夕食です^^
少しずつ色んなものがいっぱい~♪

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熊野牛もありました^^

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写真にはないけれど、白米とお吸い物も付いていて、
すでにお腹いっぱいの状態で、このカツが登場~。
もちろん美味しくいただきましたが・・・(^^;

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デザートはシャーベット。

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夕食後、フロント横のお土産コーナーを見たりしていたら、

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オーナーの男性に「月がとってもキレイだよ!」って、
半ば強引に(笑)外に連れ出されて、パチリ~。
まんまるのお月様、いい感じです^^

そして部屋に戻ろうとしたら、ロビーにあるピアノで
オペラをやるから聞いていってと言われ、
興味ないんだけどなぁと思いながらも従う私・・・(^^;

オーナーの男性、フレンドリーすぎるくらいの方だったけど、
外国語も色々話せるようで、食事の際はひとつひとつテーブルを
まわり、外国人宿泊者の方々とも大盛り上がりで話されてました。
だからこそ人気のお宿なんですね!!

お部屋に戻り、翌日の準備をして、
もう一度、温泉に入って、21:30就寝。

つづく

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6. 高原熊野神社、霧の里休憩所 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月22日(木)
滝尻王子から歩くこと1時間40分、高原熊野神社に到着。

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高原熊野神社。

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高原王子とも呼ばれているようだけど、
熊野九十九王子には含まれていないのだそう。

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1403年(応永10年)に建てられたという
春日造り檜皮葺(ひわだぶき)の社殿。
熊野古道中辺路沿いでは最古の建築物とのこと。

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境内にある樹齢1000年と言われる大楠。

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高原熊野神社から歩いてすぐのところにある霧の里休憩所。
私が訪れた15:45、閉まっていました。

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高原霧の里休憩所の駐車場。
右端の旗には、世界遺産 熊野古道 高原熊野神社の文字。

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高原霧の里休憩所、駐車場からの眺め~♪

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の~んびりしてて、とってもいい感じです^^

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斜面には幾つか民家が並んでいます。
その上の方にある宿に、この日1泊しました。

つづく

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5. 飯盛山~高原 針地蔵、夫婦地蔵 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月22日(木)
飯盛山の展望台から景色を楽しんだ後は、
再び先へ先へ歩き進みます。

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この先しばらくは下りか平坦な道。

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途中から歴史を感じる石畳に~♪

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歩いていると、どちらに進めばよいか迷うこともあるのだけど、
大抵はこんな案内板があるので安心です^^

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展望台から歩くこと約15分、車道に出ました。
この日の夜、私が泊まる予定の宿の案内板があります。

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私は車道を進まず、もちろんこちらの熊野古道を歩きます。

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ここも石畳、いい感じ~♪

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針地蔵。

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石畳は終わって、こんな山道。

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夫婦地蔵。

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飯盛山の展望台から歩くこと約40分、
高原の集落に出ました。
この日の最終スタンプポイント高原熊野神社まで、あと200m。

つづく

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4. 不寝王子、剣ノ山経塚跡、展望台 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月22日(木)
胎内くぐりの岩からさらに登ること約5分。

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不寝王子(ねずおうじ)跡。
中世の記録には「不寝王子」の名前は登場せず、
江戸時代の記録ではすでに「小社の跡」となっていて、
分からないことが多い王子なのだとか。

上の写真、左端に写っている木箱の中に、
熊野古道とサンティアゴ巡礼道の共通巡礼手帳に押印する
スタンプが収納されています。
私は、滝尻王子から熊野本宮大社までの38Kmを歩き、
決められた場所18個のスタンプを集めることで、
熊野古道側の巡礼条件を達成させます^^

↓共通巡礼手帳をいただきに行ったときの日記
https://kochisa-tabikiroku.blog.so-net.ne.jp/2018-11-11
↓共通巡礼手帳に押したスタンプ
https://kochisa-tabikiroku.blog.so-net.ne.jp/2018-11-26

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不寝王子でスタンプを押し、水分補給をしたらすぐに出発。
この先もしばらく上り坂が続きます。

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こんな階段も上がって行きます。

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滝尻王子から歩き始めて約30分。
この標識によると、まだ0.7Kmしか進めていないみたい。
ほぼ「山登り」だから仕方ないかぁ・・・(^^;

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さらに10分ほど歩くと、剣ノ山経塚跡。
この剣ノ山の上は、古くは神聖な場所とされていて、
ここから熊野本宮へかけて九品の門が建ち、
この場所には最初の下品下生の門があったようです。
経塚跡は、経典を経筒に入れ、それを壺に納めて、
地中に埋めた場所とのこと。

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剣ノ山経塚跡からさらに歩くこと約10分。
この上に展望台があるようなので行ってみました。

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階段を上った先は、飯盛山の山頂。
標高340.7m。

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展望台からの眺め~♪
山々と富田川沿いの集落がいい感じです^^

つづく

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3. 中辺路 滝尻王子、胎内くぐりの岩 [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月22日(木)
紀伊田辺駅から路線バスで滝尻へ移動し、
熊野古道の中辺路38Kmを滝尻王子から歩き始めます。

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熊野の聖域の入り口とされた滝尻王子。

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熊野本宮大社までの38Km、完歩することを誓いました。

これから何度も登場する「〇〇王子」。
王子社は、熊野の神様の御子神がお祀りされているところで、
参詣者の休憩所でもあった場所。
滝尻王子は熊野九十九王子の中でも格式の高い五体王子のひとつ。
かつては宿泊設備がある大社だったようです。

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熊野古道は滝尻王子社の左を奥へ進んだところから始まります。

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13:55、ここからスタート。
初日のこの日は、約4Kmを歩きます。
左側にある白い板には、
急な坂道が続きます。ゆっくり休みながらお登り下さい。
と書かれてありました。
確かに、完全に「山登り」な感じでした・・・(^^;

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滝尻王子、こちら側からも手を合わさせていただきました。

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こんな道をどんどん登っていきます。

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「熊野古道」の案内板を見るだけでテンション上がる~♪

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登り始めて約10分、胎内くぐりの岩。
女性が重なり合った岩のすき間をくぐると安産になるのだそう。
年齢的にもう必要ないけれど、
せっかくの機会なのでくぐってみました^^

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入り口よりも出口の穴のほうが狭い。
リュックを背負ったまま入ったら、引っかかって出られず、
岩穴の中でリュックを降ろし、リュックを外に放り投げ、
その後に自分が出ることに・・・(^^;

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明るいうちに宿に到着しなきゃなので、
ホントは寄り道をしている時間はないのです。
で、またすぐに歩き出しました~。

つづく

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2. 紀伊田辺 蟻通神社、滝尻王子へ [2018 熊野古道]

2018年11月22日(木)~11月26日(月)
熊野古道(中辺路)・熊野三山 旅行記

11月22日(木)
紀伊田辺駅に到着し、まずは闘鶏神社でお参り。
その次は、蟻通神社にもお参りしました。

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蟻通神社(ありとおしじんじゃ)。
紀伊田辺にやってきた日本を属国にしようとする海外の使者から
「法螺貝に1本の糸を通せ。」という難題をつきつけられた際に、
ひとりの若い神様が、蜜と蟻を使って問題を解決。
蟻通しの神と言われるようになったことが神社名の由来とのこと。
知恵の神様として信仰されている神社さん。

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拝殿。お参りして御朱印をいただきました^^

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境内にある「霊樟(れいしょう)」と崇められる大楠。
1854年(安政元年)の大火の際、
水を噴いて町を守ったという伝説があるのだとか。

蟻通神社でお参りをした後は、紀伊田辺駅へ戻り、
紀伊田辺駅前12:50発の龍神自動車の路線バスで、
中辺路38Kmの出発地点である滝尻王子へ移動。
路線バスの車内、見事に外国人だらけでした。
このときは、平日だからかなぁと思っていたのだけど、
そういう訳でもなかったようで・・・(^^;

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13:38滝尻バス停で下車。
この景色を目の前にして「うわぁ~♪」と声が出ちゃいました。
川の対岸にある建物は熊野古道館。
この後、歩き始める前にトイレをお借りしました^^

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橋を渡って、滝尻王子のある広場へ。

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広場の入り口にある世界遺産の石碑。
紀伊山地の霊場と参詣道。熊野参詣道 中辺路。

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滝尻王子はかつて熊野の聖域の入り口とされた場所。
現代もここから歩き始める人が多く、
道もよく整備されているとのことだったので、
私もここからスタートです。
熊野古道 中辺路 起点。
この道標は、この先500mごとに設置されているので、
道に迷う心配もなく、歩く励みにもなりました^^

つづく

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